どうも~!sayakoです。
今日は、
『人に好かれたい』『人から嫌われてばかり』
と悩んでいる人に
”知ってほしいこと”
について書いていきたいと思います。
みんな、人から嫌われたくないし、あわよくば好かれたいですよね。
でもなぜか
『いつも人に嫌われてばかり』
『なんであの子は人気者なのに、私は好かれないの・・・』
『みんなに好かれようと頑張ってるのに、なんで好かれないの?』
などなど・・・
こ~んなことで悩んでいる人は多いですよね。
今回は、そんな「人から好かれたい」「人から嫌われてばかりでつらい」という悩みを解消する心理のポイントについて紹介していきたいと思います。
みんなに好かれる必要なんてない
まず、
『みんなから好かれたい』『いつも嫌われてばかりでつらい』
と感じている人に知ってほしいことは、
”みんなに好かれる必要なんてない”
ということ。
「そんなのわかってるよ!!」
というお怒りの声が聞こえてきそうですが、本当にそうでしょうか?
『人に嫌われたくない』
『いつも嫌われてばかりでつらい』
『人に好かれたい』
と思っている人は、無意識のうちに
”自分の周りにいるみんなに好かれたい”
って思っているんです。
だから、
『嫌われてつらい』
『嫌われるのが怖い』
『好かれていない自分が嫌だ』
と思ってしまうんですね。
でも、
”みんなに好かれる必要はない”
と割り切ってしまえば、全くこんなことで悩む必要はなくなります。
自分をわかってくれる人とだけ一緒にいれば良い
『人に好かれたい』
『人から嫌われたくない』
『いつもみんなに嫌われる』
と悩んでいる人は、
”自分をわかってくれる人とだけ一緒にいれば良い”
んです。
家族、友達、恋人、誰でもいいです。
自分をわかってくれる人がいれば、それで良いんです。
もし、今の段階で誰も自分のことをわかってくれる人がいないなら、それはそれで良いんです。
だって、自分のことをわかってくれない人と無理に一緒にいたって、お互いが不幸なんですから。
偽りの自分を好きになってもらっても意味がない
例えば、あなたはとてもアニメが好きで、性格は落ち着いた人物だとしましょう。
でも、あなたの会社の同僚には、アニメが好きな人は愚か、パリピ系で小うるさいアニメが嫌いな人ばかりがいたとします。
必然的に、アニメが好きなあなたは同僚と話すことがなくなり、会話が途絶えがちに・・・。
『アニメが好き』で『落ち着いた雰囲気』ということが原因で、同僚からあまり好かれていないから、どうにかして同僚に好かれたい・・・。
そしてあなたは”偽りの自分”になり、”パリピ系女子”を演じてみます。
アニメの会話は一切せずに、クラブの話やインスタ映えスポットの話、合コンの話やらブランドバッグの自慢話に、無理して会話を合わせる日々・・・。
結果的に、同僚たちとの会話も増え、なんとなく輪の中に入れたような気がしても、あなたは一生その”居心地の悪さ”から解放されることはありません。
もちろん、本当にクラブやインスタ映えスポット、合コンが大好きな『パリピ系女子』になれば話は別ですが、
”本当の自分”は、依然『アニメ好きの落ち着いた性格』の場合は、無理に合わせて生活することにもいつか限界がきます。
しかも、自分自身にも”違和感”を感じて、一緒にいる同僚たちもあなたに対して”違和感”を感じるようになります。
同僚たちと、”知り合いに毛が生えた程度”の関係になったところで、心から通じ合える友達になれるわけではありません。
「でも、仕事を円滑に進めるうえで、同僚たちとの関係も良くした方が・・・」
なんて考える人がいますが、そんな必要はないんです。
もちろん、積極的に『嫌われろ』と言っているわけではありません。
あくまでも、『好かれる必要はない』ということです。
だって、あなたがアニメが好きなことで、同僚に迷惑をかけているわけではないし、『パリピ系女子』じゃないからって、同僚に嫌われる原因になることはないんです。
ただ、”好かれていない”だけ。
”好かれていない”関係だからと言って、仕事に差し支えることなんて、本当はないんです。
ただ単に、
『自分が人から好かれていない』
『同僚たちと打ち解けられない』
『仲間外れみたいで嫌だ』
と感じて、あなた自身が”不快感”や”居心地の悪さ”を感じているだけです。
私sayakoも、学生時代はもちろん、大人になってからも
『同僚に好かれたい』
『クラスメイトに好かれたい』
と思って周りに合わせてばかりいた時期がありました。
特に社会人になってからは、キャバクラ勤めをしていたこともあって『女社会の中で生き残るためには、頑張って先輩に好かれないと!!』と、必死になっていたこともありました。
でも、”偽りの自分”を演じることって、いつか限界がきます。絶対に。
それに、周りも気づき始めるんです。
「なんかあの子違くない?」
ってことに。
だから、偽りの自分を好きになってもらっても、それは長続きしないし、自分も壊れていってしまいます。
『人に好かれよう』って頑張る必要なんてなくて、
”自分をわかってくれる人と一緒にいれば良い”
んです。
誰かのために変わっても相手の心が変わるとは限らない
先ほどの続きになりますが、誰かのために”偽りの自分”を作って自分が変わっても、相手の心が変わるとは限りません。
例えば、大好きだった彼氏に振られたとします。
『私がこんな性格だから振られたんだ・・・』
『あの時あんなこと言わなければ振られなかったのに、なんであんなこと・・・』
『私があの浮気相手より可愛くないから振られたのかな・・・』
などなど、振られたことを”自分が原因”と思って悩んでしまう人は多いですよね。
もちろん、私もそんな経験は山とあります。
でも、これって悩むだけ無駄だし、あなたを振った男のためにあなた自身が変わったとしても、相手の男の心は変わるとは限らないんです。
どういうことかと言うと、
あなたが彼氏に振られてしまった原因が自分にあると思って、その原因を排除したり、原因になった自分自身を変えようと試みますよね。
もっと可愛くなろうとか、ポジティブな性格になろうとか・・・
仮にあなたが、彼氏と別れた時よりも可愛くてポジティブで明るい、彼氏好みの女子になったとしましょう。
でも、だからと言って、あなたを振った彼氏が、またあなたを好きになるかどうかと言われたら、それはわかりませんよね。
あなた自身が良い方向に変わっても、彼氏の心までは変えることができないんです。
もちろん、良い方向に自分自身が変わることはとても良いことです。
でも、『誰かのため』に自分を変えようとしたり、自分を偽ることは、ハッキリ言って”無意味”なんです。
先ほどの同僚の話も然り、同僚に好かれようと自分が変わって、”偽りの自分”になっても、同僚があなたを好いてくれるかどうかは、その同僚次第ですよね。
”偽りの自分”になって、なおかつ同僚にも好かれなかったら、ただ虚しいだけです。
だから、『誰かのため』に無理に自分を変える必要なんてないんです。
他者の課題と自分の課題
最近、”アドラー心理学”の『嫌われる勇気』という本を読みました。
とっても良いことがたくさん書いてあるんですが、中でも
『他者の課題』と『自分の課題』という言葉に、いろいろ考えさせられることがありました。
そして、『他者の課題』と『自分の課題』について突き詰めて考えると、自然と人間関係の悩みから解放されていったんです。
本の内容をここに書くわけにはいかないので、私なりの解釈でこの『他者の課題』と『自分の課題』について説明していきますね。
ドラマ「ヒモメン」を思い浮かべよう
わかりやすく説明するために、2018夏ドラマの「ヒモメン」を思い浮かべてみましょう。
(見ていない人もいるかもしれませんが・・・;)
ドラマ「ヒモメン」は、窪田正孝くんと川口春奈ちゃんが出演していて、窪田正孝くんが、翔っていうヒモ男。
川口春奈ちゃんはそんなヒモ男翔の彼女のゆり子。
翔は「働きたくない」「楽して暮らしたい」と考えている根っからのヒモ男で、ゆり子は反対に翔に「働いてほしい」と思っている(←当たり前か)んだけど、翔は全く働く気が無い。
ゆり子はあらゆる手段で翔にヒモ男を卒業させようとするんだけど、ことごとく失敗・・・。
ていうドラマなんですが、
まさしく『他者の課題』と『自分の課題』をはき違えているのが、このドラマ「ヒモメン」なんです。
例えば、翔は「働きたくない」と思っているのに、ゆり子は翔を「働かせたい」「働いてほしい」と思っている部分。
このドラマのテーマは「働く」ということなんですが、そもそも「働く」か「働かないか」は、ヒモ男翔の『課題』になります。
つまり、翔が働こうが、働かまいが、それはゆり子の課題ではないし、ゆり子には関係のないことなんです。
「でも、翔が働かないと、ゆり子は生活が大変になっちゃうよね?」
と思いますよね?
そうです。ヒモ男にお金を与えて、2人分の生活費を支払っていたら、そのうちゆり子は破産してしまうかもしれません。
ただ、ゆり子が考えるべき課題は、
翔が「働くか」「働かないか」ではなく、
ゆり子が
「翔と別れるか」「翔にお金を渡すのを辞めるか」
それとも
「ヒモ男を一生養っていくか」
という課題なんです。
後者の課題は、主語が「ゆり子」になっていますよね。
反対に、前者の課題は主語が「翔は」になっています。
『他者の課題』と『自分の課題』の違いは、まさしくここなんです。
『自分の課題』は主語が『自分』
ゆり子の課題は、翔に働いてもらうことではなく、自分が
- 翔を養うか?
- それとも翔と別れるか?
- お小遣いをあげるのを辞めるか?
この中でどの選択をするかなんです。
”相手を変えよう”
という考えは、そもそも無理な話です。
”相手を変えよう”
ではなく、
”自分がどの選択をするか”
が非常に大切になります。
私自身も、元カレと付き合っていた時に、浮気性の彼氏だったので
『なんで私が悲しむようなことするの!?』
『浮気するのはやめて!!』
って思ってました。
でも、
- 彼女が悲しむことをしない
- 浮気するのをやめる
って言うのは、私ではなく『彼の課題』だったんです。
私の課題は
- 浮気性の彼氏と別れるか
- 浮気を容認して付き合い続けるか
この2つの選択肢と向き合うことだったんですね。
結果的に浮気性の彼氏とは別れましたが、今この時のことを思い返すと、もっと早くこの『他者の課題』と『自分の課題』について知っていれば、傷つくことも少なかったのかな?と思います。
結局、『他者の課題』に介入してしまうのって、相手に期待しているからなんです。
『人に好かれたい』
っていう気持ちも、人に対する”期待”ですよね。
この期待が裏切られると、がっかりしたり、傷ついたりしてしまう。
でも、会社の同僚やクラスメイトがあなたのことを『好きになるかどうか』は、完全に『他者の課題』なんです。
あなたがどう変わろうと、どれだけ良いことをしようと、あなたを好きになるかどうかは同僚やクラスメイトの『課題』なんです。
もちろん、あなたが嫌われるかどうかについても、同じことが言えます。
あなたのことを嫌っている人が、あなたのことを好きになるどうかは、完全にその相手の『課題』
つまり、『他者の課題』ということです。
あなたがどれだけ『他者の課題』に介入しても、相手の心は変えることはできませんし、期待するだけ無駄なんです。
そのことをわかったうえで、それでもなおその人と『仲良くしたい』と思うならば、自分が良いと思うことをすれば良い。
ただそれだけのことなんです。
誰からも好かれる人は存在しない
人から好かれることが『他者の課題』と言うならば、誰からも好かれている人は、
”偽りの自分”
を演じているってこと?
そう思う人もいますよね。
でも、『誰からも好かれる人』なんて、この世には存在しないんです。
人には一定数、
- あなたのことを好きな人
- あなたのことをなんとも思っていない人
- あなたのことを嫌いな人
この3種類の人間が身近にいると言われています。
『誰からも好かれている』ように見える人は、
”その人のことを好きな人”
の数が、人よりちょっと多い人だと思ってください。
例えば、5人のグループの中のうち、4人がジャニーズの『嵐』が好きだったとします。
でも、あなたは『嵐』はおろか、ジャニーズなんて大嫌いと思っている場合、4人の話が『嵐』で盛り上がっている時に、わざわざ「私は嵐大嫌いなんだよね」とは言えませんよね。
もちろん、そんな会話の最中でも平気で「私は嵐嫌い!」と言える人もいますし、それを否定しているわけではありません。
ただ、これはクラスメイトや同僚の中で『誰からも好かれている』ように見える人にも、共通することなんです。
A子さんという人がいたとして、その人がみんなから人気があるとしますよね。
そんなに好きだと思っていなくても、自分に害がないから嫌ってもいない人もいます。
でも、そんな完璧人間A子さんのことを嫌っている人も、必ず一定数いるんです。
ただ、A子さんが嫌いな人も、みんなが「A子さんって素敵」「A子さん大好き」という人の中で、A子さんの悪口を言う勇気はなかなかないですよね。
もし、ここで「でもA子さんって、性格悪いんだって」などと、A子さんの批判をすれば、もしかしたらそれに便乗して悪口を言い始める人も出てくるかもしれません。
でも、A子さんのことを好いている人の割合がちょっとでも多いと、その展開にはならないんです。
表に出ていないだけで、A子さんのことを嫌っている人は一定数いるんです。
『みんなから嫌われている』ように見える人は、これの逆のパターンが当てはまります。
B子さんという人が、クラスや会社で『みんなから嫌われている』ように見えているとします。
でも、もちろんB子さんにも一定数
- B子さんことが好きな人
- B子さんのことをなんとも思っていない人
- B子さんのことが嫌いな人
がいるんです。
たとえクラスの全員から嫌われていても、バイト先では好かれている可能性もあります。
これは、先ほどのA子さんとは反対で、「B子さんが嫌い」「B子さんってうざい」という人の中で、「B子さんは良い人だよ」「B子さんは素敵な人だよ」と言いづらい雰囲気ができているから、B子さんのことを嫌っている人ばかりが目立ってしまうんです。
学生時代なんて、これが躊躇に現れます。
『なんであの子は人気なのに、私は嫌われるんだろう』
こういう感情になりやすいんです。
でも、実際は人気者のあの子のことを嫌っている人もいるんです。
それに、数が少なくてもあなたのことを好きな人もいます。
だから、わざわざ自分のことを嫌いと思っている人に、『好かれよう』って頑張る必要はないんです。
自分のことを好きでいてくれる人を大切にしていれば良いんです。
もし、あなたのことを嫌っている人がたくさんいたとしても、それは『他者の課題』であって、あなたが性格が良くていつも笑顔で、明るくて楽しくて、そんな素敵な人間になったところで、その人たちに『好かれる』とは限らないんです。
まとめ
今回の結論は、
”人に無理に好かれようとして、自分が変わる必要はない”
ということ。
そして、
”『他者の課題』と『自分の課題』を見極めること”
でした。
今回解説した2点は、簡単なようで難しいことでもあります。
でも、これらを理解して実践することで、もっともっと人間関係が楽になります。
私自身、この2つを理解したことで、あまり人間関係で悩まなくなりました。
何か嫌なことを言われたり、人から好かれていない自分を実感しても
『でも、これは他者の課題だし』
と割り切れるようになりました。
今までの自分だったら、クヨクヨ悩んで無理にでも自分を変えようとしていました。
でも、『無理に自分を変える必要はない』ということに気づいてから、ずっと気持ちが楽になりました。
「あ~。自分のことを好きな人を大事にすればいいや!」
って思ったんです。だから、
”人に無理に好かれようとして、自分が変わる必要はない”
”『他者の課題』と『自分の課題』を見極めること”
この2点を理解して、ぜひ皆さんにも人間関係に悩まない人生を送っていただきたいなと思います。

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