彼氏がいない期間があると、彼氏がいないこと自体が「寂しい」と感じてしまうことがありますよね。
寂しいという感情は誰もが持つ感情ですし、その感情を否定することは間違っていますが、「寂しい」という感情を持っている時に現れた異性に対して、「寂しい」と「好き」を勘違いしてしまうことは問題です。
寂しいと好きの感情を勘違いしてしまう原因には、いったいどのような原因があるのでしょうか?
また、寂しいと好きを勘違いしないための対処法や、寂しいと好きの違いに気づく方法も紹介していきます。
寂しいと好きを勘違いする原因は何?

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「彼氏もいない、友達もみんな彼氏ばかりで休日の予定もない・・・」
そんな時は、彼氏がいないことで孤独感を感じてしまい、寂しいという感情に苛まれてしまうことがあるでしょう。
そんな時に異性から優しくされると、「もしかしてこの人のこと好きかも・・・」と、寂しいと好きの気持ちをごちゃまぜにして考えてしまうことがあります。
寂しいと好きを勘違いする原因には、いったいどのような原因があるのでしょうか。
彼氏と別れたばかりの時
彼氏と別れたばかりの時は、どうしても「寂しい」という感情を抱いてしまいます。
今までは「休日は彼氏との予定でぎっしり」「夜寝る前も毎日電話」していたのに、急にそんな存在がいなくなれば、「寂しい」という感情を抱いて当然です。
彼氏と別れた直後は寂しさから、「誰でも良いから寂しさを埋めてほしい」という気持ちになってしまい、そんなに好きじゃない人と付き合ってしまいがち。
彼氏と別れたばかりの時は、特に「寂しい」という感情と「好き」という感情を一緒くたにしてしまうため、注意が必要になります。
仕事で上手くいかない時
仕事で上手くいかない時も、「寂しい」と「好き」の気持ちを勘違いしてしまう時があります。
仕事で何もかも上手くいかない時に、誰も慰めてくれる人や話を聞いてくれる人がいないと、どうしても寂しさを感じてしまいます。
そんな時に、「結婚して仕事をやめたい」「この責任から逃れたい」と思ってしまうと、その時に現れた異性に依存してしまうことも少なくありません。
仕事はもちろん、家族間で上手くいっていない時も、漠然とした「寂しさ」から逃れるためにそんなに好きでもない人を「好き」と勘違いしてしまうことがあります。
周りがみんな結婚した時

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周囲の友達がみんな結婚し始めると、「寂しい」という感情を抱くことがあります。
結婚して家庭を持てば、独身のころのように自由に時間もお金も使えなくなり、独身と既婚者では話が合わなくなることも少なくありません。
連日友達の結婚式に参加しているのに、自分は彼氏もいないとなれば、何となく寂しい気持ちになって、その時傍にいる男性を「好き」と勘違いしてしまうことも。
周りの友達が結婚ラッシュになった時には、自分の「寂しい」感情との付き合い方に注意が必要になります。
自分だけフリーの時
周りの友達が結婚ラッシュになった時と同様、友達はみんな彼氏がいるのに、自分だけフリーの状態の時も、寂しさを感じることが多くなるでしょう。
女性は特に、友達より彼氏を優先させることが多いため、友達にみんな彼氏がいると、どうしても彼氏との都合を優先され、友達を蔑ろにするなんてことは珍しくありません。
自分だけがフリーの状態の時は、どうしても寂しい気持ちを抱いてしまいますが、その時に現れた異性のことを簡単に「好き」と思ってしまうのは、ちょっと危うい状態と言えるでしょう。
寂しいと好きを勘違いしないための対処法は?

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自分だけ彼氏がいない・結婚していない、仕事で上手くいっていないなど、寂しさを感じている時に現れる異性は、なんとなくの気持ちで「好き」と勘違いしてしまうことがあります。
しかし、本当に心から「好き」と思って付き合った場合と、なんとなく寂しいから「好き」と思って付き合った場合とでは、やはり恋愛の質がまったく違います。
また、寂しさから誰かとお付き合いを始めても、結局長続きせずに、また「寂しい」という気持ちと付き合っていかなくてはいけなくなります。
では、寂しいと好きを勘違いしないためには、いったいどのような対処法があるのでしょうか。
その男性と付き合うことで生じるメリットを考える
「寂しい」という感情から「好き」という気持ちにつながっている時は、その男性とお付き合いすることで、何かしらのメリットが生じていることが多いです。例えば、
- 友達との予定がまったくない休日を、この人と付き合うことで有意義な時間にすることができる。
- 夜1人寂しい時に電話する相手ができる。
- この人と付き合ったら自分の生活が変わるのではないかという漠然とした期待。
など、その男性と付き合うことで生じるメリットがあればあるほど、「好き」ではなく打算的にその男性との交際を望んでいる場合があります。
「与える」よりも「与えられる」比率が大きい時は注意
その男性と付き合うことでメリットがあるということは、その男性から「与えられる」いわゆる「GIVE」が多く発生しているということになります。
男女の交際も「GIVE&TAKE」になりますが、自分が与える(TAKE)よりも、相手から与えられる(GIVE)が大きい人は要注意!
自分が相手に対して「何かしてあげたい」という気持ちがまったくない状態は、本当に「好き」という感情を抱いているのか、立ち止まってもう一度よく考えてみることが大切になります。
相手の男性からの「GIVE」にばかり期待している状態は、「好き」よりもただ「寂しさ」を埋めたいだけの「好き」である可能性が高いです。
他力本願になっていないか?

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先ほど述べた通り、男女の恋愛にも「GIVE&TAKE」が当てはまりますが、恋愛に対して「他力本願」な姿勢の人は、寂しいと好きをごちゃまぜにして考えている傾向があります。
「この男性と交際することで、私の寂しさを埋めてほしい」
という気持ちは、まさしく他力本願な思考の表れです。
「寂しい」と「好き」を勘違いしていないか?
と疑問を持った際には、自分の思考が他力本願になっていないかよく考えてみることをおすすめします。
メリットがなかったら付き合うか?
「寂しい」と「好き」を勘違いしないために最後に確認したいのは、先ほど挙げた
「メリットがない場合、その男性と付き合うか?」
ということを考えてみましょう。
寂しさと好きをごちゃまぜにして考えている場合は、例えば
- 休日がまったく合わない男性で、月に1~2回しか会えない
- その男性は彼女より友達優先
など、自分の寂しさを埋めてくれるはずが、さらに寂しさを助長させるような男性の場合は、果たして交際をするでしょうか?
本当にその男性のことが好きで、人間性に魅力を感じている場合は、
「忙しい彼を支えよう」「自分もひとりの時間を充実させよう」
という「TAKE」の気持ちになるはずです。
しかし、相手の男性からの「GIVE」ばかりしか思い浮かばず、メリットがないと付き合わないと感じているならば、その男性のことが好きなわけではなく、自分の寂しさを埋めるために「好き」という感情を持ち出しているに過ぎません。
「好き」と「寂しい」を勘違いしないためには、その男性と付き合うことで得られるメリット抜きにしてもまだ「交際したい」という気持ちがあるかどうか、よく考えてみましょう。
「寂しい」と「好き」を勘違いしないために!

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今回は、
- 「寂しい」と「好き」を勘違いしてしまう原因
- 「寂しい」と「好き」を勘違いしないための対処法
- 「寂しい」と「好き」の違いに気づく方法
の3点について解説しました。
「寂しい」気持ちを抱えている時は、どうしても「好き」と「寂しい」の違いがわからなくなってしまう時があります。
しかし、安易に「寂しい」と「好き」の気持ちを一緒くたにして考え、男性と交際を始めてしまうと、すぐに破局につながってしまい、またしても「寂しい」気持ちと向き合っていかなくてはいけなくなります。
「寂しい」と「好き」の違いがわからなくなってしまった人は、ぜひ今回の記事を参考にして、本当の「好き」な気持ちを確かめてみてくださいね。
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