「育ちが悪い」と言われると、誰しもショックを受けてしまいますよね。
育ちが悪いという言葉は昔から使われている言葉ですが、その人のちょっとした行動や習慣によって、「家庭でしっかり教育されなかったんだな」と思われてしまう節がたくさんあります。
「育ちが悪い」と思われる行動は、自分では意識しないところで見られていることが多く、習慣化されていない場合は注意して生活をしないと、ふとした瞬間にボロが出てしまいます。
今回は、そんな育ちが悪い人の特徴を、【生活編】・【食事編】・【対人編】の3つに分けて紹介していくので、ぜひ読みながら、自分の普段の行動を振り返ってみてください。
育ちが悪い人の特徴【生活編】

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まず初めに、育ちが悪い人の特徴【生活編】を紹介していきます。
育ちが悪い人は、生活の中でいったいどのような行動をとってしまうのでしょうか。
トイレットペーパーを替えない
もう紙がない!というのに、トイレットペーパーを替えないと、「この子育ち悪いな~」と思われてしまいます。
トイレやお風呂などの水回りは特に、次に使う人のことを考えるのが基本です。
最後まで使っておきながら、トイレットペーパーを替えないでトイレを立ち去ると、「次の人のことをまったく考えていない自己中心的な人」と思われてしまいます。
また、ちょっとだけ残してあえて替えない人もいますが、もっとタチが悪く、育ちの悪さ全開なのでやめましょう。
便座を閉めない
またまたトイレ編ですが、便座の蓋を閉めない人も、かなり育ちが悪いと思われてしまいます。
特に男性の場合は、立って用を足す人も多いですが、その後に便座を閉めないと、「育ちが悪い」と思われてしまいます。
また、他所のお宅にお邪魔した際には、立って用を足すことで周囲を汚してしまうこともあるので、そもそも座って用を足すようにした方が良いでしょう。
ハンカチを持ち歩いていない

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トイレ後に手をパッパッと振って水を切ったり、髪の毛に水をつけている人はいませんか?
ハンカチを持ち歩いていないことも、育ちが悪いと思われる要因の1つです。
ハンカチやティッシュを持ち歩く癖は、普段から習慣づけないとなかなか習慣にならないため、毎日しっかり持ち歩くようにしましょう。
ドアを閉める音がうるさい
ドアを閉める音や、足音がうるさいなど、生活音全般がうるさい人も、「育ちが悪いなあ」と思われてしまいます。
生活音も、普段の生活の習慣の中で気を付けなければ、なかなか直りません。
特に、家族の生活音がうるさいと、それが当たり前になっているケースも多く、他人と生活した時に相手に不快感を感じさせてしまうことがあるので注意が必要になります。
ドライヤーの後に髪の毛をとらない
ドライヤーをした後は、男性でも意外と髪の毛が洗面台や床に落ちています。
ドライヤーの後に髪の毛をそのままにしていると、「育ちが悪いなあ」と思われてしまいます。
トイレと同じく、次に使う人のことを考えて髪の毛はしっかり取り除きましょう。
また、髪の毛だけではなく、髭剃りをした後の髭も意外とたくさん散らばっているので、しっかり始末するようにしましょう。
靴をそろえない

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靴をそろえないことも、育ちが悪いと思われてしまう原因の1つになります。
他所のお宅ではもちろん、小上がりのあるお店などでも「靴をそろえるかどうか」は意外と見られています。
靴を脱いだまま靴がバラバラになっている姿はとてもみっともないので、自宅で毎日靴をそろえることを習慣づけるようにしましょう。
服を脱ぎっぱなし
脱いだ服を脱ぎっぱなしにすることも、靴をそろえないことと同様、育ちが悪いと思われる要因の1つです。
恋人や友達と旅行に行った際にも、ホテルや旅館のパジャマや浴衣を脱ぎっぱなしにしていると、「この子育ちが悪いなあ」と思われてしまいますよ。
育ちが悪い人の特徴【食事編】

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続いては、育ちが悪い人の特徴【食事編】を紹介していきます。
食事の際には、いったいどのような行動が「育ちが悪い」と思われてしまうのでしょうか。
ジャンクフードが好き
ファストフード店などのジャンクフードばかり食べている人も、割と「育ちが悪い」と思われていることが多いです。
ジャンクフードは基本的に「体に悪い」というイメージがありますから、そんな体に悪い食事を積極的に摂取していると、「自己管理や健康管理が疎か=育ちが悪い」と思われることもあります。
肌荒れや肥満などの原因にもなりますから、ジャンクフードの摂取はほどほどにしましょう。
くちゃくちゃ食べる

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育ちが悪いと思われる定番行動と言えば、食べ物をくちゃくちゃ食べる、いわゆる「クチャラー」です。
クチャラーは、両親がクチャラーの場合に発症しやすいため、「育ちが悪い」と思われることが多い傾向にあります。
口を開けて物を食べたり、ながら食べをしているとついつい「くちゃくちゃ」という咀嚼音がたってしまうので、上品に、口を閉じて食べることを心がけましょう。
以前の記事でクチャラーの改善方法についても掲載しているので、クチャラーの自覚がある方はぜひ参考にしてみてください。
ご飯粒を残す
ごはん茶わんや丼ぶりでご飯を食べた時に、ご飯粒がたくさん残った状態で「ごちそうさま」をしている人も、育ちが悪いと思われがちです。
「食べ物を粗末にしている」という印象もありますが、それよりも「もっときれいに食べられないのかな」と思われることも多いため、いつもご飯粒を残してしまう人は、ご飯の食べ方に注意してみましょう。
箸の持ち方がおかしい
ご飯を食べる時に、箸の持ち方がおかしい人も、「育ちが悪い」と思われることが多いです。
しっかりと教育をしているご家庭なら、箸の持ち方もしっかりしつけられているはず。
箸を正しく持てていない人は意外と多いので、今一度確認してみましょう。
魚の食べ方が汚い

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食事の中で「育ちが悪い」と思われる行動に、魚の食べ方もあります。
魚をきれいに食べることは難しいですが、明らかにぐちゃぐちゃにして食べたり、食べられる部分をどっさり残していると、「育ちが悪い」と思われてしまいます。
反対に、きれいに魚を食べている人は、「育ちが良いな」と思われるので、魚をきれいに食べられるように練習しましょう。
肘をついて食べる
肘をついて食べることも、育ちの悪さがにじみ出てしまいます。
「肘をついて食べてはいけない」ということは、誰しも小さい時から言われてきたはず。
にも関わらず、肘をついて食べていると、周囲の人からは「育ちが悪い」と思われてしまいます。
また、肘をついて食事をする姿は、思っているよりもみっともない光景なので、今すぐやめましょう。
育ちが悪い人の特徴【対人編】

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最後に、育ちが悪い人の特徴【対人編】を紹介していきます。
育ちが悪い人は、いったい対人面ではどのような行動をとっているのでしょうか。
店員さんに横柄な態度
店員さんに横柄な態度をとる人はたまに見かけますが、かなり育ちが悪く見えるのでやめましょう。
店員さんの態度がかなり悪かった場合はある程度仕方がありませんが、最初から横柄な態度で接している人は、周囲の人からはかなり引かれているということを自覚した方が良いでしょう。
声がやたらと大きい
どんな場所でも声がやたらと大きい人も、育ちが悪く見えるので注意しましょう。
人前で話すなど、大きな声が必要な場面ではない限り、TPOに合わせた声のボリュームを心がけることが大切です。
ぼそぼそ話せと言っているわけではなく、電車やカフェなどで所構わず大声で話している人は、かなり育ちが悪いと思われているので注意が必要になります。
言葉遣いが下品
声自体が大きいことも育ちが悪いと思われる要因になってしまいますが、それに並んで、言葉遣いが下品な人も、育ちが悪いと思われてしまいます。
汚い言葉遣いはもちろんNGですが、それと共に、語彙が少ないことも育ちの悪さを露呈してしまう原因になります。
なんでも「やばい」で片づけるなど、普段から語彙が少ない人は、育ちが悪いだけではなく、頭が悪いと思われるので注意が必要です。
自慢話しかしない

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自慢話しかしない人も、周囲の人からは「育ちが悪いなあ」と思われていることが多いです。
特に、自分自慢よりも、自分の周囲の人自慢は余計に育ちが悪い&頭が悪いと思われてしまいます。
夫の年収・職業自慢や、子供の学業成績自慢、親せき自慢などは聞いている方がうんざりしてしまうので、育ちの悪さ云々以前に、周囲の人が離れていくのでやめた方が良いでしょう。
謙遜できない
自慢話もNGですが、謙遜できないことも「育ちが悪い」と思われてしまう原因の1つになります。
日本は謙遜の文化ですから、自分がやったことを
「私のおかげでできた」「私が有能だから結果が出せた」
と主張してしまうと、たとえそれが本当でも、「育ちが悪いわね」と思われてしまいます。
自分が素晴らしい功績を残したとしても、日本に住んでいる限りは、「みなさんのお陰で」と謙遜していた方が、よっぽど育ちが良く、賢く思われるので、謙遜の気持ちを大切にしましょう。
自己中心的
自己中心的な性格の人も、「育ちが悪い」と思われてしまうことが多いです。
自己中心的な性格の人は、とにかく自分中心に世の中が回っていると思っている人が多く、周囲の人への配慮が足りない傾向にあります。
生活編で述べたとおり、トイレや洗面台の使い方1つにも、自己中心的な人は性格がにじみ出てしまいます。
自己中心的な性格は、一朝一夕で治るものではないので、常に「周囲の人はどう感じるか」「どうしたらみんなが気持ちよく過ごすことができるか」ということを考えて行動することを心がけましょう。
スマホばかり見ている

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誰かと一緒にいても、常にスマホばかり見ている人も、「育ちが悪い」と思われてしまいます。
食事中はもちろんですが、会話をしていても目線はずっとスマホ。
最近では、一緒にカラオケに行っても人が歌っている時にはスマホを見ていることが普通なんだとか。
気の許せる友人同士ならOKとされるケースもありますが、目上の人やそこまで仲が良くない友人・知人の前でスマホばかり見ていると、相手に対して失礼ですし、かなり育ちが悪いと思われるのでやめましょう。
育ちが悪いは改善できる!

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今回は、育ちが悪い人の特徴について解説しました。
食事編・生活編・対人編の3つに分けて解説しましたが、意外な行動も、他人から見ると「育ちが悪い」と思われてしまうことがあります。
普段のちょっとした行動は、意外にも周囲の人に見られており、「育ちが悪い」というレッテルを貼られてしまうことがあります。
こういったちょっとした行動は、普段の習慣になっているので、一朝一夕で改善することができるものではありません。
しかし、普段から「改善しよう」という気持ちを持って生活することで、少しずつ育ちの悪さを改善することができ、上品な行動をとることができるようになります。
ぜひ今回の記事を参考にして、自分の行動を振り返り、改善に役立ててみてくださいね。
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