「友達といても、なんだか楽しくない」と感じることはありませんか?
大好きな友達のはずなのに、なぜか「一緒にいても楽しくない」「つまらない」
と感じてしまうのは、自分にとっても辛い状況ですよね。
私自身も友達といても「なんか違うな・・・」と感じることがありますが、その度にどうすれば良いかわからなくなってしまいます。
今回は、そんな「友達といても楽しくない」と感じてしまう原因や、友達といても楽しくないと感じてしまった時の対処法について解説していきます。
友達といても楽しくない7つの原因は?

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大好きなはずの友達との時間。
前までは楽しく過ごしていたのに、「最近なんだか一緒にいても楽しくない」と悩んでいませんか?
友達といても楽しくないときには、実は7つの原因が考えられます。
友達といても楽しくないときの原因とは、いったいどんな原因があるのでしょうか。
話題が合わないから
友達といても楽しくない原因の1つに、「話題が合わない」という原因があります。
話題が合わないと、話も続かなくなり、「なんだか楽しくない」「つまらない」と感じてしまう原因になります。
例えば、高校の同級生が大学に行き、自分は就職したとしましょう。大学生と社会人の生活は大きく違うため、自然と話す話題も違ってきます。
お互いに生活している環境が違うことで話題が合わなくなり、友達なのに「つまらない」「楽しくない」と感じてしまうことがあります。
価値観が違うと感じるから
友達といても楽しくない原因には、「価値観が違う」という原因もあります。
友達と価値観が合わないと、話していても自分の言いたいことの意図が上手く伝わらなかったり、共感を得られないなどして、「楽しくない」「つまらない」と感じてしまうことがあります。
今まで友達として価値観が合っていたのに、友達との価値観が違ってしまう原因は、やはり環境にあります。
環境が変われば、その人の物の見方や考え方も変わってくることが自然です。
そのため、今まで友達として付き合ってきた人でも、一度違う場所で生活をすれば価値観の違いが生まれ、心のすれ違いが生じてしまうことがあります。
嫌なところが見えてきたから
友達といても楽しくない原因に、「嫌なところが見えてきた」という原因があります。
人は、ずっと一緒に居れば、嫌でも嫌なところが目に付きます。
カップルでも家族でも、ずっと一緒に居れば、嫌なところの1つや2つ生じてくるでしょう。
嫌なところが見えてくると、ちょっとしたことでイラっとしてしまったり、友達のちょっとした言動に不快感を感じてしまうことがあります。
そういったことが積み重なると、「なんだか楽しくない」「つまらない」と感じてしまう原因になってしまいます。
会いすぎているから
友達と会いすぎていることも、友達といても楽しくない原因になってしまいます。
特定の友達と週に1回は必ず会うなど、会う頻度が高いと、次第に話すこともなくなってきます。
お互いが毎日変化する環境に居れば別ですが、1週間や1か月程度で、人の環境が大きく変化し続けることはそうそうありませんよね。
そのため、短い期間に何度も同じ友達に会っても、話すこともなくなり、結局同じ会話の繰り返しになったり、答えの出ない悩み相談や愚痴の言い合いになって終わってしまいます。
マイナスな会話を続けていると、だんだん「つまらない」「楽しくない」と感じてきてしまいます。
同じ友達に会いすぎることは、友達といても楽しくない原因になってしまいます。
友達から何も得られないから

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友達といても楽しくない原因には、「友達から何も得られない」という原因もあります。
学生の時は、くだらないことでも1日中おしゃべりをしていることができますが、大人になると、学生の時に話題にしていた小さなことや身近なこと以外にも考えることがたくさん増えます。
仕事のこと、家庭のこと、将来のことなど、さまざまなことを考えるようになりますよね。
そうすると、友達と話す話題もくだらないことより、もっと内容の濃い会話をしようと思ってしまうことがあります。
しかし、意外に友達から得る物がないとわかると、次第に「つまらない」「楽しくない」と感じてしまうようになります。
自分が変わったから
友達といても楽しくない原因には、「自分が変わった」という原因があります。
自分の中の価値観や考え方、生き方などが変化すると、今まで付き合ってきた友達と一緒に居ても、「なんだかつまらない」「会話が合わない」と感じてしまうことがあります。
本を読んだり、自己啓発をしたり、旅をしたりなど、何か自分が変わるきっかけがあった後は特に、友達といることがつまらないと感じてしまうことが多いです。
また、別々の環境で生活していて、久しぶりに会った友達に、いろんな意味でギャップを感じるのもこのためです。
友達が変わったから
友達といても楽しくない原因に、「友達が変わった」という原因があります。
これは先ほどと逆のパターンで、友達の価値観や考え、生き方などが変わることによって、お互い一緒にいても「楽しくない」「つまらない」と感じてしまうパターンです。
友達も人間ですから、考え方や価値観が変化することがあります。
もしかしたら、お互いの価値観や考え方が変わったのかもしれません。
友達や自分が変化し、価値観や考え方、生き方に違いが生じると、場合によっては友達といることが楽しくなくなることがあります。
友達といても楽しくないときの対処法は?

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友達といても楽しくないことの原因について解説しましたが、友達といることが「楽しくない」「つまらない」と感じても、やはり友達は友達。
その友達とまた楽しく過ごしたい・友達を続けたいという人も居るでしょう。
友達といても楽しくないときには、いったいどんな対処法をとれば良いのでしょうか。
友達といても楽しくないときの対処法について解説していきます。
距離を置く
友達といても楽しくないときには、「距離を置く」という対処法がおすすめです。
一旦友達との距離を置き、お互いの付き合いを冷静に、客観的に分析しましょう。
どんなことで自分が「楽しくない」「つまらない」と感じているのか、その原因をしっかりと見極めましょう。
先ほど解説したように、
- 価値観が違くなったから
- お互いに成長できないから
- 愚痴ばかりしか言わないから
などなど、友達と一緒にいてもつまらないと感じる原因が何かしらあるはずです。
また、自分自身の考えだけではなく、友達も実は同じように感じていたのではないか、ということも考えてみましょう。
友達との距離を置くことで、主観的ではなく、客観的にお互いの付き合いを見直すことができ、友達といてもつまらない原因を見つけ、改善することができるかもしれません。
話をよく聞く

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友達といても楽しくないと感じるときには、あえて友達の話をじっくりと、よく聞くようにしてみましょう。
友達の話をよく聞くことで、友達が話していることの本質がわかったり、話の内容を別の角度から見ることができる場合があります。
普段から頻繁に同じ友達に会っていると、話す内容もいつも同じことや、同じパターンになってしまうことがあります。
しかし、友達の話をよく聞き、傾聴することで、友達に対する疑問や質問が浮かび、新たな話題に発展させることができるかもしれません。
新たな話題が生まれることで、友達との関係に新鮮さが生まれ、友達といる時間が楽しく感じられるようになるかもしれません。
普段と違う行動をしてみる
友達といても楽しくないと感じたときには、いつもと違う行動を取ることもおすすめです。
普段と違う行動をとることで、友達の違う一面が見えたり、お互いの間に新鮮な風が吹くことがあります。
普段はお茶をしたり、お酒を飲んで話しをして終わり。
というパターンになっているなら、たまにはスポーツをしてみたり、映画鑑賞や美術鑑賞をするなど、別の遊び方を提案してみても良いでしょう。
普段と違う行動をとることで、お互いの違う一面が見え、自分の知らない友達を発見することができるかもしれません。
ギブ&テイクを意識する

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友達といても楽しくないと感じるときには、「ギブ&テイク」を心がけるようにしましょう。
友達といても楽しくない原因には、友達に「楽しさ」や「成長」、「変化」などを求めすぎていることが考えられます。
しかし、友達といることの楽しさを友達ばかりに求めていても、何も変わりません。
そんなときは、自分が友達に「楽しさ」や「お互いを高め合える知識」「成長できる話題」「刺激的な変化」を与えられるようにしましょう。
友達に自らが与える(ギブ)ことで、いずれ友達からも「楽しさ」や「刺激」を受ける(テイク)ことができるかもしれません。
無理に友達を続けない
友達といても楽しくないと感じたときには、無理に友達を続けないことも、1つの選択になります。
「楽しくない」と思う相手と、いつまでも一緒にいても、つまらない無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
また、友達といても楽しくないということは、自分が成長した証かもしれません。
そのため、自分が次のステップへ進むためにも、あえて友達との距離を置き、別々の環境で生活した方が良い場合もあります。
もしその友達が本当の友達なら、いつかまた友達として「一緒にいて楽しい」と思える相手になる日が来るでしょう。
友達といても楽しくないのは成長した証拠

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今回は、友達といても楽しくない原因や、友達といても楽しくないときの対処法について解説しました。
友達といても楽しくないときは、自分自身が成長した証拠でもあります。
自分の中で、心境の変化があったり、価値観が変わったりしたことで、友達との間に溝を感じてしまっている可能性があります。
友達といても楽しくないと感じたときには、無理に友達と一緒に居ようとせず、お互いの「変化」として受け入れ、お互いが次へのステップとして前に進むことができたら、それはそれで素晴らしい・素敵な友情と言えるでしょう。
友達といても楽しくないときには、楽しくないことを受け入れ、友達との関係を見直したり、新たな自分へとステップアップしてみましょう。
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