私sayakoも、交際していた彼と同棲をしていた経験がありますが、同棲をすると毎日一緒に入られて幸せな反面、辛いことやイラっとすることも多くなります。
今回は、私の経験などももとに、同棲カップルが分かれる原因や、破局しないために守りたいルールを紹介していきます。
同棲すると別れるカップルは8割!?その原因はなに?

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長く付き合っているカップルや、お互いに一人暮らしをしているカップルの場合は、「同棲」を視野に入れることもあるでしょう。
同棲と聞くと、大好きな人と毎日一緒に生活することができ、とても幸せな生活を想像する人が多いですが、実際はそんなに甘いものではありません。
1:結果的に結婚まで至らずに別れた 57%
2:現在同棲中、具体的な結婚予定あり 19%
3:現在同棲中、結婚したいが彼がしたがっていない 10%
4:現在同棲中、すでに別れたいと思っている 14%
これは、同棲したカップルのその後をアンケート調査した結果です。
同棲して実際に別れたというカップルは57%で、同棲中だが結婚を視野に入れていない・すでに別れたいと思っているカップルは、25%近くに上ります。
このアンケート結果を見ると、およそ8割以上の人が同棲後に別れている・もしくは別れの危機をはらんでいるという結果になっています。
同棲をきっかけにカップルが別れてしまう原因とは、いったいどんなことがあるのでしょうか。
生活習慣が合わない
同棲をしたカップルが別れてしまう原因の1つに、生活習慣の違いがあります。
今まで別々の家庭で暮らしてきたため、生活習慣が違うことは当然です。
また、お互いが別の地域の出身の場合は、地域の風習などでも生活習慣が違うことがあるでしょう。
生活習慣が合わないと、日々の生活に小さなストレスが生まれ、いずれそれが爆発して大きな喧嘩に発展し、別れという結果を招いてしまうことがあります。
生活時間が合わない

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同棲をしたカップルが別れてしまう原因には、生活時間が合わないという原因もあります。仕事の関係で、どちらかが朝早くから起きて出勤したり、反対に夜遅くまで仕事で帰宅が深夜になったりすることもあるでしょう。
最初は我慢できていても、生活時間が合わないことはお互いにとって大きな負担になります。
夜遅く帰ってきたときの物音で目覚めて毎日寝不足になってしまったり、毎朝起きる時間が違いすぎて顔を合わせる時間がほとんどないなど、生活時間が合わないということで、たくさんの弊害があります。
生活時間が極端に合わないカップルは、自然と別れてしまう確率も高くなってしまいます。
料理の味付けが合わない
同棲カップルが別れてしまう原因の1つに、料理の味付けが合わないという原因もあります。
「料理の味付けくらいで別れてしまうなんて」と思う人も多いでしょう。
しかし、生活していくうえで、食事はとても重要なものになります。
料理の味付けは、出身地域や好みによって大きく違います。毎日美味しくない料理を食べるのは、精神的にも大きな苦痛になってしまいます。
料理を作っている方は、「せっかく作ったのに美味しそうに食べてくれない」と不満に思ってしまいますし、料理の味付けを巡って喧嘩になることも珍しくありません。
料理の好みや味付けが極端に違うというカップルは、同棲によって別れてしまう確率が高まってしまいます。
お金のトラブル
同棲カップルが別れてしまう大きな原因には、お金のトラブルもあります。
同棲をするうえでお金の問題は切っても切れない問題になります。
生活費の分担や、家賃や光熱費の負担割合から喧嘩になるカップルは少なくありません。
また、結婚前にはお互いの財産には何の権利も発生しないのにも関わらず、彼氏や彼女のお金の使い方や貯金・投資などに関して、口出しをしてしまうことから喧嘩に発展するケースも多いです。
私自身が同棲をしていた時にも、生活費の分担や、お金の貸し借りで彼とはかなり喧嘩になることがありました。
「金の切れ目は縁の切れ目」と言うように、お金のトラブルによって別れてしまうカップルはたくさん存在します。
どちらかの家事負担が圧倒的に多くなる

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同棲カップルが別れてしまう原因として、どちらかの家事負担が圧倒的に多くなるという原因があります。
同棲をする際には、家事の分担を決めることもあるでしょう。
しかし大半の場合は、「仕事が早く終わった方がする」「朝ゆっくり出ていく方がやる」など、明確に分担を決めていない場合が多いでしょう。
そうすると、一方の家事負担が圧倒的に多くなり、家事をしない側に対して不満を募らせ、喧嘩に発展してしまいます。
家事は、生活していく上で大きな負担になります。
同棲をすれば、今まで1人分だった家事量が倍になるわけですから、お互いに思いやる気持ちを持って家事をすることが大切になります。
結婚の必要性が感じられなくなる
同棲カップルが別れてしまう原因の1つに、結婚の必要性が感じられなくなるという原因があります。
結婚前に同棲をすると、結婚後の生活を想像することができますが、それと同時に、「このまま結婚しなくてもいいや」という思考になってしまうことも少なくありません。
特に男性の場合は、結婚に対するメリットを感じにくいため、「同棲をしていて、お互いに楽しく生活しているのだから、結婚しなくてもいいや」と考えてしまう人も多いのです。
結婚適齢期のカップルの場合は、「結婚の意思が感じられない」ことで別れてしまうことも多くなります。
ちょっとした言動が気になる

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同棲カップルが別れてしまう原因の1つに、ちょっとした言動が気になるという原因もあります。
血の繋がった家族でも、ずっと一緒に生活をしていると嫌なところや悪い面が見えてきて、嫌になってしまうことがあるでしょう。
カップルは元々は他人ですから、そんなちょっとした言動でイラっとしてしまったり、彼氏や彼女自体が嫌になってしまうことも少なくありません。
例えば、貧乏ゆすりやくしゃみの声、足音がうるさいなど、本当にちょっとしたことで不満が募ることがあります。
相手のちょっとした生活音や、ちょっとした言動が別れの原因になってしまうこともあるのです。
同棲カップルが破局しないために守りたい6つのルールとは?

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同棲カップルが破局してしまう原因を解説しましたが、同棲カップルが破局しないためには、どんなことに気を付けて生活すれば良いのでしょうか。
同棲カップルが破局しないために守りたい6つのルールについて解説していきます。
<ルール1>家事の分担をしっかり決める
同棲カップルが別れてしまわないために守りたいルールの1つ目は、家事の分担をしっかりと決めることです。
同棲カップルが別れてしまう原因の1つに、家事の分担が片方に偏ると言う原因がありました。
家事は、「時間がある方がやる」「できる方がやる」など、大雑把に分担を決めていると、必ずどちらかの負担が大きくなります。
また、同じ家事量でも、どちらかが「私ばかり家事をしている」と思ってしまう原因になります。
そのため、同棲を始める際には、しっかりと家事の分担を決めましょう。
夕飯や買い物の分担、お風呂掃除や洗濯物の分担など、細かく決めて家事を行うことで、不平等の不満を軽減させることができます。
<ルール2>お金の分担を明確にする

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同性カップルが別れてしまわないために守りたいルールの2つ目は、お金の分担を明確にすることです。
同棲をすれば、家賃などの固定支出や、食費や光熱費などのその月によって変動する支出がありますよね。
これらの支出の分担を明確にしておかないと、喧嘩の原因になったり、お互いが不満を持ってしまう原因になります。
おすすめのお金の分担方法は、あらかじめ負担割合を決め、共有のお財布を持つ方法です。
例えば、家賃や光熱費、食費などのトータルの生活費が月に20万円かかる場合は、お互いに10万円ずつ出し合い、共有のお財布に入れます。
家賃や光熱費、食費などは共有のお財布から支払うことで、どちらかの金銭的な負担が大きくなるということを防ぐことができます。
また、毎月余ったお金は、お互い折半をしてそれぞれに返還したり、旅行費用などに貯金しておくこともおすすめです。
<ルール3>相手を変えられないことを理解する
同棲カップルが別れてしまう原因には、「価値観の違い」や「生活習慣の違い」などがあります。
価値観が違ったり、生活習慣が違うことは、それぞれの個性として仕方がないことです。
同棲カップルが別れてしまわないためには、相手を変えられないことを理解する必要があります。
相手の価値観や生活習慣を変えることは、とても難しいことです。9割がた不可能と言っても良いでしょう。
相手の生活習慣や価値観の違いに不満があるときには、自分が変わる努力をしましょう。
「自分ばかり変わってるのに相手は何もしてくれない」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
2人で生活をしていれば、お互いに思うことはたくさんあるはずです。「お互いが我慢している」と思えば、相手にイライラしてしまうことも減るでしょう。
<ルール4>1人になれるスペースを持つ
同棲カップルが別れてしまわないためには、「1人になれるスペース」を持つことも大切になります。
同棲をすれば一つ屋根の下に住むわけですから、喧嘩をしても顔を合わせなくてはいけません。同じ家に住んでいても、1人になりたいと感じることはあるでしょう。
イライラしているとき、冷静になりたいとき、人間には1人になる時間が必要です。
同棲カップルが上手く行く間取りは2DKと言われていますが、2DKはお互いに1人になれる空間を持つことができ、同棲カップルが別れないという、理にかなっている間取りと言えます。
間取りの関係で1人になれるスペースが確保できない場合は、週に1度はお互い別々の用事を入れたり、1人の時間を楽しむなどして、お互いが独立して生活する環境を持つことも大切になります。
<ルール5>恥じらいを忘れない
同棲カップルが別れてしまわないためには、恥じらいを忘れないことも大切になります。
同棲をすると、一緒にお風呂に入ったり、彼氏や彼女の目の前で着替えをしたり、オナラをしてしまうこともあるでしょう。
同棲をする前には、お互いに恥じらいを持って新鮮な関係でいられたのに、同棲をした途端に新鮮味がなくなることがあります。
お互いに気を使わない関係としてカップルの関係が良好な場合もありますが、適度に恥じらいを持つことでお互いに新鮮さを保ち、刺激を感じられる関係になります。
関係がマンネリしてきたり新鮮味がなくなってきたりすると、「浮気」などの原因になるため、同棲をする際にはお互いに恥じらいを忘れないこともとても大切になります。
<ルール6>ありがとうを言葉にする
同棲カップルが別れないためには、「ありがとう」を言葉にすることはとても大切になります。
同棲をしていると、どちらかが家事をして「当然」どちらかがお金を支払って「当然」という考えになってしまうことも少なくありません。
お互いの生活で疲れている中、食事を作ってくれたり洗濯をしてくれたり、生活費を多く支払ってくれることに対していつも感謝の気持ちを忘れず、それを言葉にするようにしましょう。
感謝の気持ちを忘れないことは大前提ですが、言葉にしなければ相手にも伝わりません。
「ありがとう」はしっかりと言葉にして、相手に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
同棲することのメリットは?

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カップルが同棲をすると、破局してしまう確率が高くなってしまうなら、同棲なんかしない方が良いと考えることもあるでしょう。
しかし、同棲にはさまざまなメリットもあります。同棲をすることのメリットとは、いったいどんなことがあるのでしょうか。
毎日一緒に居られる
同棲における最大のメリットは、毎日一緒に居られることではないでしょうか。
お互いが好きで、片時も離れたくないと思っている場合、毎日一緒に居られることは幸せ以外の何物でもありません。
帰り際の切なさや、会えない寂しさとは無縁の生活を送ることができます。
毎日一緒に居られることは、同棲をすることの何よりのメリットと言えるでしょう。
生活費が節約できる
同棲することのメリットとして、生活費が節約できることもあります。
お互いに一人暮らしをしていた場合は、それぞれが家賃・光熱費などを支払っている状態でした。
しかし同棲をすることによって、2人それぞれにかかっていたこれらの支出を、1つにまとめることができます。
家賃や光熱費の金額によっては大幅に生活費を抑えることができ、節約に繋がることは同棲のメリットと言えるでしょう。
将来に向けてお金を貯められる

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同棲をすると、2人の生計を一緒にすることができるため、将来に向けて貯金をすることができるというメリットもあります。
結婚を視野に入れている場合は、結婚式や新婚旅行のための費用を貯めたり、マイホーム貯金を同棲時から行っているカップルもいます。
将来に向けてお金が貯められることは、同棲のメリットと言えるでしょう。
悪いところも見える
同棲のメリットとして、「悪いところも見える」というメリットがあります。
悪いところが見えたらデメリットなのでは?と思いますが、悪いところが見えることはデメリットだけではありません。
同棲をするカップルは、その先に結婚を考えていることが多いでしょう。
では、同棲をせずに悪いところを知らないまま結婚をしたらどうなるでしょうか。
結婚をし、子供を産んでから「こんな悪い面があったなんて」「こんなことなら結婚しなければよかった」と思ってしまうのは、かなり辛いでしょう。
同棲中に悪いところが見えれば、それを自分はこの先何年・何十年と絶えることができるのかということをよく考える期間にすることもできます。相手の悪いところが見えてくるのは、決してデメリットだけではありません。
同棲することのデメリットは?
同棲することのメリットについて解説しましたが、もちろん、同棲にはデメリットもあります。同棲することのデメリットとは、いったいどんなことがあるのでしょうか。
関係がマンネリする

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同棲をすることのデメリットとして、関係がマンネリするというデメリットが挙げられます。
同棲をすることで、お互いに恥じらいがなくなり、また、毎日一緒にいることで新鮮さが失われることから、カップルの関係性もマンネリしてしまうことが多いです。
関係がマンネリしてくると、他の女性や男性に目が行ってしまい、浮気の原因になることもあるため、関係のマンネリ化は同棲のデメリットの1つと言えるでしょう。
結婚に対する憧れがなくなる
同棲のデメリットとして、「結婚への憧れがなくなる」というデメリットもあります。同棲をしていると、まるで新婚夫婦のような気分を味わうことができます。
しかしその反面、結婚しても特に状況は変わらないため、「結婚しなくてもいいや」という気持ちになってしまったり「結婚してもこんなものか」という、結婚に対する憧れが失われてしまうことがあります。
特に男性の場合は、女性よりも結婚にこだわっていることが少ないため、同棲をすることで現状維持をしようと目論む場合もあります。
同棲をする際には、結婚を前提としたり、結婚までの期限を決めて同棲をする必要があるでしょう。
お金のトラブルになりやすい
同棲をするデメリットとして、お金のトラブルになりやすいというデメリットがあります。
同棲をすると、生計を共にする分、お互いの金銭感覚に口出しをしたくなったり、思わぬお金のトラブルになることもあります。
また、カップル間での金銭の貸し借りなどもトラブルに発展することがあるため、お金は借りない・貸さないようにしましょう。
お金に関しては同棲前にしっかりとルールを決め、お互いがルールを守ることを徹底することが大切になります。
1人の時間が持てない

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同棲をするデメリットとして、1人の時間が持てないというデメリットがあります。
1人の時間が好きな人や、今まで1人暮らしをしてきた人にとっては、常に家の中に自分以外の人が居るという状況に落ち着かないこともあるでしょう。
部屋の間取りによっては、1日中顔を合わせて生活しなくてはいけないこともあるため、1人の時間が持てないことに大きなストレスを感じることもあります。
1人の時間が欲しい人にとっては、1人の時間が確保できないことは同棲のデメリットになるでしょう。
別れるときは何かと面倒
同棲をすることの最大のデメリットは、「別れる時の面倒くささ」です。
同棲をしていると生計を共にしているため、同棲後に貯めたお金はどうするかや、同棲をする際に購入した家具家電、また、どちらが現在の家から出ていくかなど、面倒なことがたくさんあります。
同棲を始める際には、幸せ絶頂で家具家電を揃えたり、お金も一緒に貯めたりと、あらゆることを2人で共有することになりますが、いざ別れるとなったときには何かと面倒なことが多く、同棲の最大のデメリットと言えるでしょう。
同棲で幸せな生活を送るために!

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今回は、同棲カップルが別れる原因についてや、同棲カップルが別れないためのルール、また、同棲のメリット・デメリットなどについて解説しました。
同棲で幸せな生活を送るためには、お互いに思いやりの心を持ち、相手を受け入れることが何よりも大切になります。
また、お金に関してはトラブルの元になりますから、お金に関するルールを決め、お互いに不満なく生活できるようにしましょう。
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