毎年4月になると、中学校や高校、大学など、さまざまな学校で入学式が執り行われますね。
新生活が始まると、新しい生活に対するワクワク感や楽しみな気持ちとは裏腹に、勉強や友達関係に対する不安な気持ちを抱えることもあるでしょう。
特に心配になるのは、「友達ができるかどうか」ではないでしょうか。
新しい学校で友達を作るには、いったいどうすれば良いのでしょうか。新入生が新しく友達を作る方法について解説していきます。
新入生が新しく友達を作る方法は?

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新学期になり、新しい学校で生活を始めるにあたって、必要になるのが「友達作り」ですよね。
新生活でぼっちにならないために、新入生が友達を作る方法には、いったいどのような方法があるのでしょうか?
とにかく話しかける
新入生が新しく友達を作る方法として1番メジャーな方法は、とにかく自分から話しかけることです。
人から話しかけられることを待っていても、新しく友達ができる可能性は低いでしょう。
気になる人や、自分と趣味が合いそうな人に、積極的に話しかけるようにすることで、その子や、その子の友達とも繋がることができる可能性が高まります。
いつも笑顔を心がける

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新入生が新しく友達を作るときには、とにかく笑顔でいることを心がけましょう。いつも笑顔の人の周りには、自然と人が集まってきます。
笑顔でいる人に対しては、親近感が湧きやすく、話しかけてくれる人も自然に増えます。
むすっとした顔をしていると、話しかけてくれる人はいません。
いつも笑顔で、明るいイメージをアピールすることが大切になります。
人の話を傾聴する
話しかけたり、笑顔でいることは比較的簡単ですが、そこから友達になることは容易なことではありません。
「ただ話をした人」から、「友達」になるためには、人の話を傾聴することを意識するようにしましょう。
人の話を傾聴するということは、しっかりと話している相手の目を見て相槌を打ち、適切な返答や質問をすることが大切です。
人は自分の話をしっかりと真剣に聞いてくれる人に対して好感を持ちます。
また、人の話を傾聴することで、自然と質問したいことや次の話題が見つかります。
話題を広げるためにも、傾聴という行為はとても大切になります。
共通の話題を見つける
新しく友達を作るときに1番手っ取り早い方法は、共通の話題を見つけることです。
しかし、新入生の中から自分と共通の話題を持っている人を探すのは難しいですよね。
そんな時は、持ち物や服装、髪形などの見た目から、「この人とは話が合いそうだ」と思う人を見つけることがおすすめになります。
入学式で制服やスーツを着ている場合でも、スーツや制服の着こなしや、スカートの長さ、持っているバッグやスマホのケースなど、その人の個性が現れる部分が必ずあるはずです。
そういった部分から、共通の話題を持っていそうな人を探してみましょう。
自分をさらけ出す

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新入生が新しく友達を作るときには、自分をさらけ出すようにしましょう。
「初対面の人に自分をさらけ出すなんて無理」と思ってしまいますが、人と仲良くなるためには、まずは自分の情報を開示する必要があります。
人は、誰かの弱い部分を見ることで、その人に親近感が湧くものです。
もちろん出会ってすぐに弱味を見せることはありませんが、少なくとも、「名前」「出身地」「好きなこと」「趣味」などの情報は開示するようにしましょう。
こんな人は嫌われる!友達ができないNG行動は?

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新入生が新しく友達を作る方法について解説しましたが、反対に、こんな人は嫌われてしまうという、NG行動もあります。友達ができないNG行動とは、いったいどんなものがあるのでしょうか。
自分の話や自慢話ばかりする
友達ができないNG行動の1つに、自分の話や自慢話ばかりするというものがあります。
先ほど友達を作る方法で解説した、「自分をさらけ出す」ことがエスカレートしてしまうと、自分の話ばかりしてしまったり、自慢話ばかりしてしまったりという状況になってしまいます。
自分をさらけ出し、情報を開示することは大切ですが、「情報開示=自慢話」ではありません。
例えば家族構成について聞かれたときに、「家はこの辺の一等地で~」「私のパパは〇〇の社長で~」などと、すぐに自慢に持っていかないようにしましょう。
笑顔がない・無表情
笑顔がない・無表情ということも、友達ができないNG行動の1つです。
ずっと笑顔でいることは難しいですが、「無表情」の状態は、自分が無表情と思っていても、周りからは「不機嫌そう」「怖い」という印象を持たれることもあります。
周りの人が全然話しかけてくれないと思ったら、知らず知らずのうちに無表情になっていたり、不機嫌な表情になっていたりすることがあります。
笑顔は意識的に作らないと、すぐに無表情に変わってしまいます。気づいた時には口角を上げるように意識しましょう。
秘密主義

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友達を作るためには、自分をさらけ出すことが大切と前述しましたが、その反対に、「秘密主義」であることは、友達ができないNG行動になってしまいます。
秘密主義の人の中には、ミステリアスな雰囲気で、かえって人気がある人もいますが、そのような人は稀で、一握りの人だけです。
新入生が新しく友達を作りたいと思ったら、秘密主義は辞めた方が良いでしょう。できるだけ自分の情報を開示して、人との距離を縮められるようにしましょう。
清潔感がない
当然と言えば当然ですが、清潔感がないことは、友達ができないNG行動の1つになります。
髪の毛を洗っていない・爪を切っていないなどは論外です。
清潔感は、「おしゃれ」や「きれい」「カッコいい」などとは全く違った観点です。
髪を梳かす、顔を洗う、爪を切る、口臭を気にするなど、清潔感は普段の行動から作り出すことができます。
一度「不潔な人」と思われてしまうと、ずっとその印象が付きまとってしまうので、清潔感を保つことはぜひ大切にしてください。
SNSで友達作り?今時の友達作りの方法とは?

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最近では、友達作りにSNSをフル活用している高校生や大学生がたくさんいます。
SNSで友達作りとは、いったいどんなことをすれば良いのでしょうか。
また、SNSで友達作りをする際の注意点についても解説していきます。
入学前にSNSで同級生をチェック
最近ではSNSが普及していることから、高校生や大学生なら、大半の人がSNSのアカウントを持っていますよね。
入学前に新入生がSNS上で友達になるという友達作りの方法も、今や当たり前の時代です。
SNSで、同じ高校や大学に入学する人を検索機能やハッシュタグを駆使して見つけ、まずはフォローをしましょう。
ダイレクトメールやコメントから、「同じ高校(大学)に入るからよろしくね!」などとメッセージを送ることも効果的です。
SNS上で友達になっていると、いざ入学式や新学期を迎えた時に、こちらからも、相手からも話しかけやすい状況を作ることができます。
先輩と仲良くなるのも大切
SNSを使用していれば、すでにその高校や大学に在学している先輩を見つけることもできます。
先輩との繋がりを持っておくことも、友達作りをするには有効な方法です。
先輩などとあらかじめSNS上でコンタクトを取り仲良くしておくことで、部活やサークルの情報を得られやすかったり、その高校や大学ならではの情報を得ることができます。
高校や大学では、時に先輩との関係が大切になることがあります。
同級生だけではなく、先輩と仲良くなっておくこともおすすめします。
SNSには注意も必要
SNSで入学前に友達を作ることは、最近ではメジャーになってきていますが、SNS上で友達を作ることには注意も必要です。
同じ高校や大学に入る人に対して親近感が湧くことがありますが、誰しもが良い人とは限りません。
いわゆる不良のようなわかりやすい「ワル」は未然に関わることを防ぐことができそうですが、人間関係において厄介なのはむしろ、「虚言癖」などの性格に難がある人です。
そういった人と関わりになると、ちょっとした拍子に入学前にあることないことを言われ、入学後に友達を作りづらい環境になってしまうこともあります。
SNS上で友達を作る時には、その人の人となりをよく判断する必要があります。
アクションを起こして友達を作ろう!

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今回は、新入生が新しく友達を作る方法や、友達ができないNG行動、また、SNSで友達を事前に作る方法などについて解説しました。
新しい生活が始まる時にはさまざまな不安が付きまといます。友達を作ることも不安の種になるでしょう。
ぜひ今回の記事を参考にして、そんな友達作りに対する不安の種を取り除いてみてくださいね。
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