普段から部屋が散らかっている人や、いざ片付けを始めても結局きれいに片づけられずに挫折してしまうという人は、片付け自体に苦手意識を持ってしまっていることが多いでしょう。
片付けが苦手な人が苦手な片付けを克服する方法や、片付け後にきれいを維持するための方法には、いったいどのようなものがあるのでしょうか?
自称「片付けマスター」の筆者sayakoが、片付けの克服方法や、片付け後にきれいを維持するコツについて解説していきます。
片付けが苦手と感じてしまうのはなぜ?

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片付けられない人は、片付けに苦手意識を感じてしまっている人が多いです。片付け自体に苦手意識を感じてしまうと、どうしても片付けから遠ざかった生活をしてしまいます。片付けられない人は、どうして片付けに苦手意識を感じてしまうのでしょうか。
どこから片付けていいかわからないから
片付けに苦手意識を持っている人の原因として、どこから片づけたら良いかわからないという原因があります。普段から片づけを行わないことで、部屋全体が散らかっていて、どこから手を付けたら良いのかわからない状態になってしまっていることが多いです。
片付けを始めようと思っても、「片付けなくてはならない場所」が多すぎて、結局片付けを始めることができず、どんどん苦手意識が高まってしまいます。
片付けにトラウマがあるから
片付けに苦手意識を感じている人の中には、片付けにトラウマを感じている人もいます。
例えば、片付けをしている時に大事な物まで捨ててしまった経験があるなどのトラウマで、片付けが苦手・怖いと感じてることもあります。
また、家族の影響も大きく、小さいころに片付けをすることで母親に叱られた・責められた(どこに何があるのかわからなくなった等)という経験がある人も、片付けに対してネガティブな感情を抱き、片付けに苦手意識を感じていることがあります。
片付けてもきれいを維持できないから

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片付けに苦手意識を感じている人は、片づけてもきれいを維持できないという人も多いです。片付けてもきれいな状態を維持することができないと、片付けても無意味と感じてしまい、片付ける機会がどんどん減ってしまいます。
片付けに対して意味を見出せなくなったり、片付ける機会そのものが減ってしまったりすると、どんどん片付けが苦手になってしまいます。
片付け後にきれいを維持するコツは?
前述したように、片付けてもきれいを維持できないことで、片付けに苦手意識を持っている人は多いでしょう。
片付けをしてもいつもすぐに散らかってしまったり、きれいな状態を維持することができないと、片付けをする気も失せてしまいます。
片付けをしてから、きれいな状態を維持するコツには、いったいどのようなコツがあるのでしょうか。
物の定位置を決める

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片付けをして、きれいな部屋を維持するコツには、物の定位置を決めるというコツがあります。
物の定位置を決めないと、物をどこに片付けて良いのかわからなくなり、物を出しっぱなしにしてしまうようになります。
使った物は必ず定位置に戻すことを徹底すれば、極端に部屋が散らかることはなくなります。
物の定位置を覚えられない場合は、引き出しにラベルを貼るなどの工夫も必要です。
「とりあえず」をやめる
買い物をしてきて、袋から中身を出さずに、そのまま放置していることはありませんか?「とりあえず」買った袋を置いておくなど、「とりあえず」で行動することをやめましょう。
「とりあえず」思考を続けていると、片付けも後回しにしてしまいがちです。とりあえずではなく、その都度行動を完結させるようにしましょう。
溜め込まない

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せっかくきれいに片付けたのに、いつもきれいを維持できないという人は、何事も溜め込まないようにしましょう。
溜め込まずにすぐに行動することは、きれいを維持するコツの1つです。
例えば、調理後に調理器具をそのまま洗わずに、「後で」とそのままにしていませんか?また、食後もすぐに食器を洗わず、「後で」と、テレビを見てしまっていませんか?
溜め込まない習慣は、きれいを維持するためにはとても大切です。何事も溜め込まない習慣を作ることで、片付け後のきれいを維持することに繋がります。
買い物はよく考えてから
買い物に行くと、「あれもこれも・・・」と、ついつい買いすぎてしまっていませんか?物を買うことは、部屋が散らかる原因になります。
買い物をするときは、「本当に必要なのか?」「同じものが家にないか?」など、その物の必要性をよく考えてから購入するようにしましょう。
無駄な買い物が減れば、物が増えることを抑制し、きれいを維持することができるようになります。
分別が必要な物はなるべく持ち込まない

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ビン・缶・ペットボトルなど、分別をしてゴミ出しをする必要がある物は、なるべく家に持ち込まないようにしましょう。
分別が必要な物は、ラベルをはがしたり中身を洗ったりなど、面倒な作業が必要になり、ゴミ出しの日にちも把握しておかないと、どんどんゴミが溜まってしまいます。
特に、ゴミを溜め込む癖のある人は、最初から分別が必要なゴミを家の中に持ち込まないようにしましょう。
ペットボトルではなく紙パックの飲み物を買うようにしたり、ビンではなく使いきりのドレッシングを買ったりするなどの工夫が必要です。
片付けのやる気が起きないときは?
片付けをしようと思ってはいても、なかなか片付けをすることができない・片付けのやる気が起きないという人も多いでしょう。
片付けは、始めるまでは非常に時間がかかりますが、始めてしまえば意外とあっさり終わるものです。
しかし、どうしても片付けのやる気が起きないときは、いったいどうしたら良いのでしょうか。
きれいな部屋の画像を見る

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なかなか片付けのやる気が起きないときは、きれいな部屋の画像を見ましょう。
きれいな部屋の画像を見ることで、自分の部屋も片付けて、「こんなきれいな部屋にする!」という目標を持つことができます。
理想の部屋の画像を探して、片付けのやる気を起こしてみましょう。
片付けるポイントを決める
片付けのやる気が起きない原因に、片付ける範囲が広いことがあります。
リビングも、キッチンも・・・と、片付ける範囲を広げてしまうと、片付けの手間や労力が気になり、なかなか片付けを始めることができません。
片付けをするときは、片付けるポイントを決めるようにしましょう。
テーブルの上や本棚など、とても狭い範囲からでも構わないので、片付けを初めて、完了させることを経験すれば、次回からも片付けのやる気を起こしやすくなります。
手の届くところだけ片付ける
どうしても片付けのやる気が起きないという場合は、手の届くところだけ片付けるようにしましょう。
自分が座っている場所の近くのゴミを捨てたり、いる物といらない物を選別する作業から始めましょう。
手の届くところから片付けを始めると、その範囲が広がっていき、自然と部屋全体を片付けることができるようになります。
苦手意識を無くせば片付けは簡単!

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今回は、苦手な片付けを克服する方法や、片付けに苦手意識を持つ理由や原因、片付け後にきれいを維持するコツについて解説しました。片付けに苦手意識を持ってしまう理由は、人それぞれ、さまざまな理由があります。
苦手意識を改善すれば、片付けられない問題も解決することができます。
片付け後にきれいを維持する方法や、片付けのやる気を出す方法を参考にして、「片付けられない」を改善してみましょう。
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